かわらにんじん (河原人参)
学名 |
Artemisia caruifolola (A.apiacea, A.caruifolia var. apiacea) |
日本名 |
カワラニンジン |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
ノニンジン・ノラニンジン、ヤブニンジン、クサニンジン、カラヨモギ、クサヨモギ |
漢名 |
靑蒿(セイコウ,qīnghāo) |
科名(漢名) |
菊(キク,jú)科 |
漢語別名 |
蒿(コウ,hāo)、香蒿(コウコウ,xiānghāo) |
英名 |
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2007/08/07 秋が瀬 |
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辨 |
ヨモギ属 Artemisia(蒿 hāo 屬)については、ヨモギ属を見よ。 |
訓 |
和名は、河原に生えるニンジン、葉の形から。 |
『爾雅』釋草に、「蒿(コウ,hāo)、菣(キン,qìn)」と、郭璞注に「近人呼青蒿香中炙啖者、為菣」と。 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』11(1806)に、「青蒿 カハラニンジン ノニンジン カラヨモギ ノラニンジン丹波 ヤブニンジン クサニンジン和州 クサヨモギ」と。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・吉林・遼寧・河北・陝西・華南・山東・華東・兩湖・兩廣・貴州・雲南・ベトナム・アッサム・ヒマラヤ・インドに分布。
日本のものは、中国から薬用に渡来したものが野生化したもの、ともいう。
埼玉県では絶滅危惧ⅠB類(EN)。 |
誌 |
中国では、クソニンジン A. annua(黃花蒿)と同様に、全草を青蒿と呼び 薬用にする。 |
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